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本記事の想定読者
- マイルを貯めたはいいものの、どのようなタイミングで使うのがベストか測りかねている人
- マイルを使ってしまった後、イチから貯め直し、、、という状況にがっかりしてしまう人
今回の結論
「マイルは特典航空券に交換!」が、他の使い道と比べても断然ベストだと考えています。
その場合、「どのタイミングで」「どんな形で」交換するかが重要になります。ということで結論は以下となります。
「チケットの高いシーズン・曜日」のチケットをマイルで交換するのがベスト、且つマイルで交換するのは「片道分のみ」にする。
これまで色々試行錯誤してきましたが、マイルが底をついてしまう事を避けつつ、且つ現金での出費を少なく抑えることを考えるのであれば、2023/1時点ではこのやり方が有効、且つ分かりやすいと考えています。
はじめに
貯めるのは大変でも、無くなるのは一瞬
本ブログ内の別記事にて、マイルを貯めるための方法について解説しています。
以下のリンクより参照いただければ幸いです。
これらの方法を実践することで、マイルの蓄積は間違いなく加速します。
ですが、どんなに頑張っても、マイルが貯まるまでにはそれなりに時間がかかります。
東京-那覇を往復するのであれば、本記事の執筆時点では15,000マイルが必要ですが、それなりにカードを利用し、且つ上記方法を実践したとしても、やはり1年弱はかかるものと思います。(ポイントサイトを活用してマイルを貯める方法はかなりの頑張りが求められます。結構辛かったこともあり、私は推奨しません)
片道なら必要マイルも半分
ANAでも同様ですが、片道分の航空券であれば、交換に必要なマイル数も半分で済みます。
(以前は、JALは半分よりも多いマイルが必要でした)
この点を有効に活用しよう、というのが今回のテーマにおける1つ目のポイントとなります。
マイルの価値は変動する
マイルを航空券と引き換える場合、前述の東京-羽田間であれば、往復15,000マイル(片道7,500マイル)というのは時期・日にちを問わず同じです。
が、ここで考える必要があるのは、「その区間の航空券を現金で買ったらいくらかかるのか」です。
世の中の多くの商品と同じく、航空券の価格も需要と供給のバランスである程度決まります。
年末年始等の休暇シーズンであれば価格は高くなり、その休日につながる平日も、普段よりも価格が高くなります。
逆に、航空券を購入する人が少ない時期・日にちであれば、当然ですが価格は安くなります。
価格が高くなる時期の航空券をマイルで交換することで、マイルの価値が最大化されたと考えることができます。
この点が、今回のテーマにおける2つ目のポイントとなります。
継続的に使い続ける方法
1年間の計画を立てる
大した話では無いのですが、自分が航空機に乗りたい時期は、大抵の場合他の人も同様です。
なので、早い段階から、飛行機に乗る必要がある時期、行き・帰りのタイミングなどを計画しておくと、マイルでの航空券引き換え競争に負けることが少なくなります。
(高い時期に購入するのは辛すぎますので、、、)
で、計画を立てる、というアクションの中には、会社員の方であれば、休暇の取得予定を立てることも含まれます。
航空券の価格は、連休初日およびその前日と、連休最終日およびその次の日に特に高騰する傾向が強いです。「前乗りしよう」「最終日を避けて帰ろう」ということで、イメージしやすいと思います。
この期間を避けてスケジュールを立てるためにも、休暇取得を含めて早めの調整が必要、というわけです。当たり前ですが、つい疎かにしがちな点だと思います。
マイルでの航空券引き換えを実施する
各便において、航空機のすべての座席がマイルでの交換対象というわけではありません。それが繁忙期(=需要が高まる時期)であれば、マイルでの交換対象座席の数はかなり絞られます。
最もピークの期間を外すことで多少はマシになるとはいえ、やはり早いうちに埋まってしまうのは間違いありません。マイルの価値を最大化するためにも、席が埋まる前にマイルでの引き換えを急ぐことをお勧めします。
また、行き先を完全に自由に選べないという問題はありますが「どこかにマイル」というサービスもあり、こちらはより少ないマイルで旅行に出かけることが可能です。
詳細は以下リンクより記事を参照いただければ幸いです。
航空券を購入する
マイルで交換しない方の航空券は実際に購入することになると思いますが、ここはある程度席の数にも余裕がある思いますので、移動予定や航空券の価格を見ながらお好みで選んで問題ありません。
(とはいえ、年末年始等であればこちらも早々に埋まり始めるので、早いに越したことはありません)
また、このタイミングでの搭乗がその年の初回有料搭乗という人もいるかと思いますので、その場合は仮に往復分マイルで航空券を引き換えられる場合であっても、購入するようにしましょう。
マイルが底をつかないように、という観点でお勧めしている旨は前述のとおりですが、初回搭乗ボーナスマイルの付与を逃さないようにする、という意味があるので、ご注意ください。
最後に
年に複数回旅行に行くような方が航空券をマイルで補おうとすると、国内旅行であっても30,000~40,000マイル、海外旅行も含むのであればさらに多くのマイルが必要となってくることは確実です。
これだけのマイルを毎年貯めようと思うと、どうしても無理が出てくる部分があるかと思います。
今回の記事を参考に、マイルの増減を上手に管理することで、航空券利用代金の負担感を軽減しつつ、豊かな暮らしを目指していただければ幸いです。
ありがとうございました。