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本記事の想定読者
- 20代になり、初めて持つクレジットカードをどれにするか迷っている人
- クレジットカードの利用を効率的にマイルの獲得に繋げ、お得に旅行したい人(20代限定)
今回の結論
私が若いころに使用していたサービスでもあるのですが、「JAL CLUB EST」というサービス、および同名の専用クレジットカードがJALカードには用意されており、こちらのカードを利用することで、上級会員が受けられるサービスを受けつつ、マイルをお得に貯めることができるようになります。
競合のANAからも、18歳~29歳限定の「ANA JCBカード ZERO」というカードが提供されていますが、若さを活かしてどこまでの特典が得られるか、という観点で見るとJALの方が優位と考えていることもあり、前述の専用のクレジットカードである「JAL CLUB EST」をお勧めします。
また、その中でも複数の種類のカードが用意されていますが、
「CLUB-Aカード(Suica機能付き)」を強くお勧めします。
年会費として15,000円以上かかりますが、それ以上のメリットがあります。
はじめに
近年では成人となる年齢が18歳に引き下げられたとはいえ、やはりクレジットカードを持つことを考えるのは20歳前後の方が多いと思います。
巷には多くのクレジットカードが存在することもあり、いざ選ぼうとすると中々難しい選択を迫られる・・・といった人も多いのではないでしょうか。
そのような方に進めるのが、JAL CLUB ESTカードです。
JAL CLUB ESTカードの特徴として謳われている内容は以下となります。
(並び順は私の主観でうれしいと思うものを順に並べています)
- 毎年2,500マイルプレゼント
- マイル有効期限の延長(有効期限が36→60ヵ月)
- 初回搭乗ボーナスマイル
- ショッピングマイル2倍
- 年間5回、国内線ラウンジサービスを利用可能
- 国際線利用時のビジネスクラス・チェックインカウンター利用可能
- e JALポイント交換単位が100マイル単位
特典の解説・説明
毎年2,500マイルプレゼント
これはアツいです。2023/1/8現在、羽田-新千歳、羽田-那覇といった、国内では遠距離に分類される路線の特典航空券(=マイルで引き換えて入手する航空券)は片道7,500マイルです。
普通にカードを使っているだけで、飛行機が片道無料になるくらいのマイルが貯まってしまいます。
普通に買い物をすると、JAL CLUB EST カードのようにマイル積算率が優遇されているカードでさえ、100円=1マイルのレートなので、250,000円のカード利用が必要となることからも、2,500マイルの大きさがお分かりいただけるかと思います。
マイル有効期限の延長(有効期限が36→60ヵ月)
これもありがたいです。マイルを貯め始めた時には特に気にすることもないんですが、気が付いたときに目前に迫ってくるのが、有効期限です。
(36ヵ月もあるから大丈夫かと思って貯めてたら、いつの間にやらマイルが消滅寸前、、、という経験があります)
60ヵ月というのは中々に太っ腹でして、次に説明するボーナスマイルと組み合わせるとかなり遠くまで旅行に行ける、或いは複数回旅行に行けるくらいのマイルを貯められます。
初回搭乗ボーナスマイル
(CLUB-Aカードを使用する、という前提ですが)入会後初めて飛行機に乗る際に6,000マイル、その翌年以降、初回搭乗時に毎年3,000マイルがもらえます。
まとまった量のマイルが貰えるのがいかに大きいか、という点はすでに説明した通りですが、カード利用分を一切考えずとも、東京-沖縄間の往復航空券と引き換えられるだけのマイルが数年で貯まると考えると、魅力的なサービスではないでしょうか。
ショッピングマイル2倍
必須と考えていてあまりありがたみを感じてなかったですが、やっぱり無いと困ります。
(年会費をしっかり取られる分、嬉しさよりも「当然だ!」と思ってしまうのは私が小さいだけかと、、、)
100円=1マイル、というレートでも「先は長いな」と思ってしまうんですが、このサービスがないと200円=1マイル、というレートになってしまうので、外すという選択肢はないです、、、、
ちなみに、Suicaを利用している方であればすでにご存じかと思いますが「オートチャージ」という仕組みを利用してマイルを貯める方法を別記事として紹介しています。
Suicaにお金が移動した分もショッピング利用と同様に扱われる点を利用した方法であり、非常にお勧めです。以下リンクより参照いただければ幸いです。
年間5回、国内線ラウンジサービスを利用可能
これは有るとそれなりに嬉しいです。ただ他のサービスの方がより嬉しい、重要なのでこの順位です。
JAL、ANAともに上級会員向けのサービスとして、ラウンジサービスが用意されています。
シャワーサービス、専用喫煙室、フリードリンク(アルコール含む)等、ちょっと嬉しいサービスが用意されています。(提供されるドリンクは場所によって異なります。那覇空港だとオリオンビールと泡盛が用意されてます)
何故か奇数(5回)で回数設定されているので往復前提だと少し足りないんですが、、、
このサービスで初めてラウンジを使った時に、私は嬉しくなりラウンジを好きに使えるようになりたいと思った、、、かどうかは忘れましたが、マイルを貯めることに取り組むモチベーションになった記憶があります。
(その結果、恒久的にラウンジ利用可能な会員になるまでに至りました)
若くしてビール好きになった人、ちょっと特別感を味わいたい人は中々満足できるのではないでしょうか。
国際線利用時のビジネスクラス・チェックインカウンター利用可能
これは、、、申し訳ありません。そこまでありがたみを感じたことがありません。
ただ、私が必要に迫られる機会がなかっただけで、ビジネスクラスとその他のクラスでカウンターが分かれていて、かつ混雑が予想される便を利用する状況であれば役に立つのではと思います。
ビジネスクラスを利用できる、とかだったなら良かったんですが、さすがに無理ですね(笑)
e JALポイント交換単位が100マイル単位
JALマイレージクラブには「e JALポイント」という仕組みがあります。
これは、お金を払って航空券を購入する際に、その一部、或いは全額に充当するなど、お金と同じような使い方が可能なサービスです。
通常であれば1000マイル単位でなければこのポイントとは交換できないんですが、これが100マイルから交換可能になる、という特典です。
このサービス自体は人によってはありがたいのかもしれませんが、問題はe JALポイントとマイルの交換レートにあります。
100円の買い物で1マイルを獲得できますが、1マイルで得られるe JALポイントが1ポイントです。
100ポイントではなく1ポイントです。100ポイントにすべきとは言わないまでも、もう少し何とかならなかったのかと思います(笑)
他のサービスは迷うところも多いんですが、この部分の順位については私は納得しています!
最後に
年会費として15,000円程度が発生することもあり、
無料で使えるクレジットカードと比べると高いように感じるかと思います。小さなお金ではないですが、それ以上の価値があるものと私は考えています。
折角持つなら「頑張らなくても豊かになれる」クレジットカードを持った方が良いと思っており、本記事がその一助となればと思います。
ありがとうございました。