本記事の想定読者
- 松前漬け、という単語に反応してしまった人
- 数の子、もしくは昆布が好きな人
- 酒の肴に困っている人
今回の結論
今回お伝えしたいことは「松前漬けは昆布だけで妥協するのではなく、北海道に行くのではなく、角上魚類で買うべし」です。
角上魚類というのは、別記事でも紹介していますが、新潟県(+埼玉県)に本拠を構える、鮮魚専門のチェーン店です。
鮮魚専門のチェーン店というだけあって品揃えは一般的なスーパーのそれを大きく上回っており、また品揃えのみならず、そのクオリティも素晴らしいものがあります。
角上魚類店舗イメージ
引用元:https://www.kakujoe.co.jp/index.php
すでにご存じの方は、頷きながら本記事を流し読みしていただければと思います。
「なんだそれ?」と思った方は、騙されたと思って本記事を読んでいただければ幸いです。
(すべて私の経験に基づく評価ですので、異論など出てくる点は承知しております)
ちなみに、ここまでの説明、およびこの後のお店の説明は別記事(真鯛編)とほぼ同じでして、紹介する基になったエピソードも同じ日のものです。併せて読んでいただければ幸いです。
はじめに
漬物、というと皆さんは何をイメージされるでしょうか。
たくあん、柴漬け、ぬか漬けなど、どれも極めてポピュラーであり、誰しも一度は、何がしかの漬物を目にしたことがある、或いは食べたことがあるのではないでしょうか。
日本人にとって、或いは日本で暮らす外国の方にとって身近な食べ物、それが漬物です。
で、例として挙げた漬物だけを見ても作り方はそれぞれ異なります。漬物は作り方もバリエーションに富んでいます。どうやって漬けるか、何に漬けるか。星の数ほどある、、、かもしれません。
その中で、私が最も好きな漬物の1つが、松前漬けです。
「松前」の名前のとおり、松前藩(現在の北海道松前郡松前町周辺)の郷土料理が発祥である。 江戸時代後期、北海道南部はニシン漁が盛んで、ニシンの卵である数の子は安価な食品であった。その数の子にスルメと昆布をあわせ、塩で漬け込んだものが松前漬けの発祥である。だが1950年代も半ばになるとニシンの不漁が続き、数の子は高価な食品となった。そのためスルメに昆布の割合が増し、スルメと昆布のみを漬け込んだものも増えていった。味付けも、味覚の好みの変化もあって醤油や醤油を主体に配合した調味液によるものへと移っていった。
引用元:Wikipedia(松前漬け)
スルメ、昆布、数の子が入っているのが一般的なんですが、引用元の記述にもある通り、数の子を入れるとお値段が跳ね上がることから、スルメと昆布だけの物が売っていたりします。
(スルメと昆布も安くはないので、それでも高いと思うんですが、、、)
既に松前漬けをご存じの方からすると異論があるかもしれませんが、私は数の子が入っていない松前漬けは松前漬けと認めていないです。
北海道生まれということあり、昔は美味しい松前漬けが食べられたんですが、北海道を出て以降、長年「もう美味しい松前漬けに出会うことは無い」と、日々涙していました。
そんな私を救ってくれたのが、もう展開がお分かりかと思いますが「角上魚類」です。
美味しい松前漬けは北区赤羽にありました・・・
お店の概要・特徴
お店の概要
お店の概要・特徴とも、別記事(真鯛編)とほぼ同じでして、そちらを参照いただければ、、、
(特徴について触れていなかった部分については追記します)
お店の特徴
品揃えが豊富な点、商品の味など、いずれも優れていると思います。
というのは真鯛編で記載した通りなんですが、鮮魚のエリアだけではなく、鮮魚加工品に注目するのが今回の記事となります。
松前漬けにフォーカスする記事ではありますが、それ以外の加工品も質・量ともに充実しています。
どこのスーパーにもあるネギトロであっても、同じ価格で1つ、2つ上のクオリティを実現してくれます。(買ったことはないですがマグロの刺身も誘惑が凄いです)
また、異論はあるかもしれませんが明太子も中々に気に入っており、安さから業務スーパーで明太子を購入することが多かったんですが、現在は味と価格のバランスから角上魚類の明太子に乗り換えています。安さを追い求めるばかりが豊かさではないということで、、、
商品の評価
もうスルメと昆布だけの松前漬けには戻れない体になりました。元から受け付けなかったですが、、、
見てください。数の子の存在感を!
(パックの蓋を開けただけです。しかも一回家で冷凍したものを解凍した後です)
スルメと昆布より数の子の塊の方が多く入っている松前漬けが1パック数百円で買えるという事実に衝撃を受け、その味にまた衝撃を受けました。美味しいです。北海道で食べていたものより美味しいです。
1日に1つの数の子の塊と少々のスルメと昆布を肴に酒を飲む、という時間は僕の人生を豊かにするに余りあると感じており、お店に行った際には4パックほどまとめて買い、家に帰ってすぐ冷凍する、という方法で、いつでも幸せに浸れる体制を確立するのが休みの日にやることの1つになっています。
(冷凍しても味が落ちるようには感じないので、お勧めです)
まとめ
松前漬けが好きな方は、騙されたと思ってお近くの角上魚類へ行ってみましょう。
松前漬けを知らない方も、騙されたと思ってお近くの角上魚類へ行ってみましょう。
どちらの方も「こんなに美味しいものがあるのか」と感じていただけると、確信しています。
私は(塩分はともかくカロリー的には)ヘルシーな酒の肴として、あるいは朝食のお供として、日々幸せを味わっていますので、この記事を読んでいただいた皆様もぜひ、同じ幸せを味わっていただけたらと思います。
ありがとうございました。