本記事の想定読者
- 美味しい魚が食べたいあまり、海まで行こうとしている人
- 普通のスーパーの鮮魚売り場に物足りなさを感じている人
- 安く、お腹いっぱい、しかも新鮮な刺身が食べたい人
今回の結論
今回のお伝えしたいことは「刺身を食べて幸せになりたいのならスーパーに行くのではなく、海沿いの街に行くのではなく、角上魚類に行きましょう」です。
角上魚類というのは、後ほど改めて説明記載いたしますが、新潟県(+埼玉県)に本拠を構える、鮮魚専門のチェーン店です。
鮮魚専門のチェーン店というだけあって品揃えは一般的なスーパーのそれを大きく上回っており、また品揃えのみならず、そのクオリティも素晴らしいものがあります。
角上魚類店舗イメージ
引用元:https://www.kakujoe.co.jp/index.php
すでにご存じの方は、頷きながら本記事を流し読みしていただければと思います。
「なんだそれ?」と思った方は、騙されたと思って本記事を読んでいただければ幸いです。
(すべて私の経験に基づく評価ですので、異論など出てくる点は承知しております)
はじめに
魚の刺身が好きな人、非常に多いのではないでしょうか。もちろん、生魚がダメな方もいるとは思いますが、やはり魚を生で食べる、という場面・状況は多くあるのではないかと思います。
夕食の中で刺身、或いはお寿司を選ぶ場合、やはりスーパーなど量販店・或いは魚屋で購入するか、お寿司屋さんに行くのが一般的な選択肢ではないでしょうか。
さて、ここで大きな問題が出てきます。お金です。
購入するにせよ、寿司として食べるにせよ、満足しようと思えばそれなりの出費は避けられません。特に寿司として生魚を食べようものなら、お財布へのダメージは大きなものになります、、、
(食べ過ぎたつもりがなくても食べ過ぎてしまう病を患っている人が多いと思っています)
お財布の中身を気にして、目の前の生魚を諦める、、、これが果たして豊かと言えるのだろうか、と悲しみに暮れて赤羽駅前を歩いていたところ、目の前に飛び込んできたのが「角上魚類」なる名前の魚屋でした。
(別記事として作成している自己紹介ページに記載していますが、東京と埼玉の境目あたりに住んでおりまして、よく赤羽あたりをうろついています)
虚ろな目で「タイ・・タイ・・・」と呟きながらお店に吸い込まれて20分後、山盛りの鯛の刺身と数の子松前を抱えてスキップしながら店を出た際の話をもとに、お店と商品の魅力をお伝えしたいと思います。
お店の概要・特徴
お店の概要
冒頭でも記載した通り、鮮魚専門のチェーン店、ということで、生魚・刺身、加工品などを販売しているお店になります。
単体で店舗を構えているのではなく、スーパーなどのテナントとして入っていることが多いようで、私が頻繁に出没する角上魚類赤羽店は、埼京線のガード下に入っているビーンズ赤羽内のテナントとして営業しています。
ビーンズ赤羽内には魚をカバーする角上魚類の他に、肉をカバーするニュー・クイックも入っており、スキのない構えを形成しています。
(ソーセージの話、として別記事で紹介する予定ですが、ニュー・クイックで販売しているチョリソーはコストパフォーマンス、それも価格ではなく味の面で非常に優秀です)
また、ビーンズ赤羽の隣には輸入食品販売でおなじみのKALDI(カルディ)も入っている他、赤羽駅周りに点在する「赤羽あんこ」は安定して美味しいスイーツであり、豊かさを感じずにはいられないエリアです。
そんなエリアの一角で存在感と熱気を放っているのが、角上魚類です。
お店の特徴
品揃えが豊富な点、商品の味など、いずれも優れていると思います。
が、あえて特徴として挙げたいのは、お店の熱気です。
お寿司のエリア、鮮魚加工品のエリアなど何れも非常に賑わっているのですが、その中でもひときわ熱気を感じるのが、鮮魚のエリアです。
新鮮な魚がそのままの状態で値札とともに並べられているのは何となくイメージが付くと思うんですが、驚くのはそのお値段と消えていくスピードです。
タイ・・・タイ・・・と呟きながらサクで売られている真鯛を見つけ、値段が900円弱なのを見て諦めた所に、1尾1200円の真鯛を見つけ、迷わず刺身で食べる旨を伝達しました。
「サクの価格と1尾の価格設定がおかしい、、、騙されているのでは?」と思いましたが、結果、サクにして1.5パック分の真鯛の刺身を4日間かけて味わうことができました。(評価として後述します)
未だに価格設定がよくわかりませんが、一つ言えるのは「もうパックで刺身が買えない体になった」ということです。
また、消えていくスピードと書きましたが、私以外にも多くの人が同様に注文しており、それに伴い、並んでいた魚が次々とカウンターの向こうに運ばれていきます。7尾並んでいた真鯛は、私が商品を受け取るころには3尾になっていました・・・
この熱気、お得さ、スピード感、いずれも最初は衝撃を受けるのではないかと思います。
商品の評価
お店の特徴の所で記載した通り、何といってもその安さです。
スーパーで同じだけの量を食べようと思うと、閉店が近づいて半額になった真鯛の刺身パックを集めたとしても、到底1200円では足りないと思います。
その上で、ただ安いだけでなく、鮮度も素晴らしいのですから、これはもう文句のつけようがありません。
家に持ち帰った後も、刺身で食べる、出汁茶漬けにして食べる、昆布締めにして食べるなど、「これは外食したらいくらかかるのか」と思わずにはいられないほど、お得感と幸福感に満ちた4日間を過ごすことができました。
また、調理法を伝える際にアラを持って帰るかを聞かれるので、そこで持って帰っていれば、骨などを使ってだしを取り、お吸い物も作れたかもしれません。
(興奮しすぎてそこまで考えることができませんでした、、、)
日によっては真鯛ではなくほかの魚が安い(1尾800円とかで売ってたりします)ので、そちらを狙ってみても良いかもしれません。魚に限らずイカ等も刺身にしてもらったことがありますが、やはり美味しかったです。
【2023/3/5追記】
本記事を投稿した際、写真を撮っておらず掲載できていませんでしたが、新たに写真を撮影してきましたのでこちら追記いたします。
サイズが前回より大きかったのか少々値上がりしてましたが、それでもなお安いと思います。天然だからかと思いきや離れたところに養殖のものが同じ値段で売られてました。
どちらがベストだったかは分かりませんが、ひとまず満足しています。
まとめ
今や「魚介が食べたいときは角上魚類へ!」が我が家の合言葉になっております。自転車で荒川大橋を渡る回数が増えるばかり、、、
真鯛の有無・サイズ・価格など、行ってみなければ分からないこともありますが、それも含めて楽しめめる、ささやかなエンタメと思えば良いのではないでしょうか。
(例:真鯛が無くてガッカリ・・・からのワラサ800円ゲットで歓喜)
そして申し訳ありません。数の子松前の話をする、と書きましたが、真鯛の話だけでボリュームが大きくなりすぎたので別記事とさせていただきます、、、
ありがとうございました。